アバディーン珍道中記2003年 8月8日(金)
12:30 レモンツリーに行く。「日曜日の12:30以前はアルコールを売ってはいけないことになっている」とサンドラに教えてもらって真相が解った。ウエイトレスにもそのことを告げると笑っていた。ウエイトレス同士で「あの良く来る日本人はいくら説明してもわかってくれない」と話題になっていたのだろう。
アバディーン最後のライブは、地元の伝統的な音楽で、バニッシュ・フォーチューンという女性のアコーディオンとボーカルをメインに、ギターと小さいバイオリンかバンドネオンのような楽器の男性によるトリオだった。シーフード・パスタ・カルボナーラを注文したが、細長いスパゲティを食べたかったのに、太短いマカロニだった。ソースというよりスープの中に鮭と貝柱が入っていた。見覚えのある老人達が数人居た。この人たちと一緒にライブを楽しむのもこれが最後か。だが最後まで聞かずに店を出た。
99ペンスショップで買い物をして、レジで£50札を出すと又、ひと悶着あった。もう慣れたので、「大きいお金ですみません」と謝る余裕さえあった。10cm四方の額の中に毛糸の小さな手袋や帽子が入ったものを数個、髭剃りと泡立てブラシのセットが木の箱に入った物、日本には無い駄菓子類などを買った。ミントのタブレットがケースに入った物だと思って買ったものは一枚の砂糖菓子の板だった。
19:00 夕食に出かけようとすると裏庭で、ケン爺と友達のスチュアートが酒盛りをしていた。一緒に呑もうと誘われたが、断って街に出た。
やきそば
今夜も悩んだが中華の持ち帰り専門店に入ってみた。ヤキソバの海老入りを注文した。£5.5だった。(↑photo)
部屋に戻って食べた。大きな海老がいっぱい入っていたのでこの値段も高くは無いだろうと納得。日本の味付けに似ていたが、乾麺の様に硬過ぎた。
トイレに行くとケン爺がまた、一緒に飲もうというので参加した。二人は同じ石油会社で働いていた同僚らしい。私がケン爺がベニーを叱る真似をしたり、柄の悪い英語を話すと2人は腹を抱えて大笑いする。”Ben,
shut up, what fuckin’ exit! ”
スチュアートはギターが得意だそうで、音楽の話になり、三人で合唱が始まった。「ビートルズだ!エルビスだ!次はトム・ジョーズだ!シナトラの曲は何が好きだ!」中でも、トム・ジョーンズの思い出のグリーン・グラスは台詞まで三人とも知っていて、感情たっぷりである。デライラも前奏から歌った。
白夜は少しずつ暗くなってきた。この裏庭の照明はセンサーに反応して灯るので、しばらく灯ると消えてしまう。そこでケンダルちゃんも含めて4人が交代で、まじないのように思い思いの言葉を叫んで、センサーの前で大きくジェスチャーをして、再び灯らせた。それを何度も何度も繰り返した。ベニーも興奮して吼えながら走り回る。いい気分になった私は昼間買った駄菓子全部をケンダルちゃんにあげてしまった。
ケン爺はジョン・ウェイン似でスミルノフのコーラ割り、スチュアートはショーン・コネリー似でジャック・ダニエルのコーラ割り、私はその両方を呑んだ。明日、2組の夫婦と私と娘の6人で夕食に出かけようとケン爺は言い、さらに帰国の日は空港まで送ってやると約束したがどうなる事か。2人の奥さんは揃って出かけていたようで、一緒に帰ってきた。他の宿泊客に迷惑だからお開きにすればと即されて、終宴となった。(↓photo)
ケンダルちゃんとスチュアートとケン
かくして、宴会はお開きになりました。
明日は、娘のバレエの総仕上げです。
いよいよ、最後の夜となります。
娘のパフォーマンスやいかに?
続きをお読みになりたい方はこちらをどうぞ